感動の演技
男子フィギュア羽生選手と宇野選手の金メダル銀メダル、感動しましたね。
特にこのハンディの中での羽生選手の金メダル、感動して気持ちが今だに高ぶったままです。
一体どこからくるのでしょうか、彼の精神力の強さは。
大きな怪我で直前満足な練習が出来ないまま、オリンピック本番となり、普通なら悪条件の下プレッシャーに飲まれるところ、世界中が注目する大舞台中で、あのハイレベルの戦い中でさえ、2位に大差をつけて優勝を手にしてしまうのですから、ただただ驚くばかりです。
羽生選手の精神力
羽生選手は、前回の金メダリストであり、世界中から視線が集まっていました。
その中、練習もままならないまま、ショートで見せた見事な演技は奇跡を見るようでした。
その結果、フリーではさらなる大きな注目が集まっていたはずです。
大舞台の中、世界のメディアと、どれくらいの視聴者が羽生選手の一挙首一投足を見ていた事か。
昨日も日本のパブリックビューイングで祈るように見ている大勢の人々がニュースで放送されていました。
緊張のあまり演技から半分目をハンカチで隠しながら見る人、得点発表の瞬間はじけるように驚喜して涙を流しながら喜ぶ人たち、注目の大きははかりしれません。
今日も会場では、観客のまるで悲鳴のようにも聞こえる声に、羽生選手への注目ぶりが伝わってきました。
演技を終えた後の雄叫び、きっとスタミナの心配も不安もあったでしょう。
彼の涙と、怪我をした右足へ感謝するように手を当てる姿に思わず涙があふれてしまいました。
今日の金メダルは、間違いなくフィギュアの歴史に残る、スポーツの歴史に残る快挙。
テレビの画面を通して同時に感動を体験させてもらえた事に感謝します。
羽生選手という一人の日本人代表選手がやり遂げた事は日本人として誇りに思います。
日本人にも世界の人にも大きな力を与えてくれることでしょうね。
あまりにも、あまりにも見事な金メダルでした。
彼の言動は、大舞台を前に一歩も引く事はありませんでした。常に戦う姿勢を見せ、背中は見せなかった。
心の中では、きっと何度も勝ちに行く姿を思い描いたことでしょう。
インタビューのなかで、自分はメンタルが決して強い方ではないと言っていました。
あれだけの事を成し遂げて本当だろうかと思いますが、そこに彼の強さの秘密があるのかもしれません。
インタビューで、応援してくれた人たちがいて自分はラッキーだったと語りました。
彼はプレッシャーをも自分のエネルギーに飲み込み、推進力に変える強い力を持っているのでしょう。
本当に凄いとしか言いようがありません。
宇野選手の精神力
宇野選手の銀メダルも本当に見事ですね。
あの得点をはじき出せば普通なら金メダルですよね。
宇野選手の強靭な精神力も全く羽生選手に全く負ず劣らず、あの強さには全く驚かされます。
彼も羽生選手同様、いつもどんなプレッシャーを前にしても、コメントには後ろに引く姿は微塵もありません。
逆にプレッシャーを前に前に押し返していく強さがあります。
昨日のショートの後のインタビューでは、緊張しすぎて体が動きすぎた、という言葉には驚かされました。
今日のインタビューでも、最初の4回転で転んだ時に、金メダルが消滅し笑ってしまいましたとさらりと言ってのける強さ。
幼さの残る顔の奥に、王者羽生選手に臆することなく挑みかかる力強さ、失敗からすぐ次の目標に切り替え、あくまでも前向きな彼の強い精神力、なんとも凄い力です。
二人の活躍は私にとっても勇気を与えてくれました。
困難やプレッシャーを前に一歩も引かない強さ、どこまでも前へ押し出してゆく強さは、大いに私に勇気を与え学ばせてくれました。
羽生選手、宇野選手、本当におめでとう、感動をありがとう。
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